過行く人々

 

轍 (わだち・てつ)

・車が通った輪の跡。

・(比喩的に)前人の行った後。

出典 : 精選版 日本国語大辞典

 

コロナ過の中=2020年は、故三船敏郎の生誕100年を迎えました。

生誕100周年を記念として、 映画俳優 三船敏郎 の回顧上映や展示館

など多く開催されていたようです。

ようです~と記さないとならない、外出もままならなかった

コロナ過の情勢。

自分は、多く開催されていた、ある一つの展示会の事しか知る事が

なかったです。

 

俳優 三船敏郎 は、自分が好きな俳優の一人でした。

中でも、黒澤明・岡本喜八・稲垣浩などの監督作品=主に東宝作品

の出演作が好きです。

VHSやLD・DVDなどのソフトや映画のプログラムなども収集したり

していた時期も有りました。

この辺りの話になると長くなるので、ここまでにします。

 

そして、映画好きな方なら一度は耳に聞いている映画音楽界の巨匠

エンニオ・モリコーネさんも、2020年にお亡くなりになっています。

自分は、マカロニウエスタンが好きで、別枠としてセルジオ・レオーネ

作品が特に好きです。

そんな事で、自然とモリコーネの音楽もセットで好きになっています。

もちろん、ウェスタン系以外のモリコーネの曲もGOODですよ。

特に上げますが「 夕陽のギャングたち 」は、作品・サントラ共に

マイ・ベスト・ムービーです!

 

バートバカラックさんがお亡くなりになった時にもブログで取り上げ

ましたが、自分が影響を受けた方々が亡くなった時の悲しさや喪失感

は慣れる物では有りませんね。

元々、当HPも、知り合いのモデラーさんが亡くなった事がきっかけで

公開した経緯が有りますが、その彼も生前から好きだったお方が

お亡くなりになりました。

 

2月13日、漫画家の松本零士さんがお亡くなりになりました。

個人的なお付き合いや、遭遇した機会は全くありませんが、

60歳を超すと、こうして子供の時から影響を受けていた有名な

お方など公私含めて見送る事が多くなってきます。

 

松本零士さんが係わった作品では「宇宙戦艦ヤマト」が有名ですが、

自分はTVアニメ放送時には、裏番組の実写SFドラマ「猿の軍団」に

熱中していたタイプ。

「宇宙戦艦ヤマト」は、先に続編の映画「さらば宇宙戦艦ヤマト

愛の戦士たち」を見た後、1作目のTV版の総編集版=映画を観て、

そのだいぶ後にTVシリーズを全話見た口です。

実は、一番好きなヤマトは、TV版の「宇宙戦艦ヤマト2」だったりします。

そして、原作のアニメ・ファンからは評価が厳しい、実写版の

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」については、キャストや作品共に

それなりに評価しています。

自分は、B級SF映画愛好家でもありますからね。

 

コミックの話に戻ります。

「男おいどん」は自分には少し古く、数巻しか読んでいないと思います。

「銀河鉄道999」「戦場まんがシリーズ」は、週刊誌上で、割と

リアルタイムで読んでいた様な記憶。

その後、ハーロックやクィーン・エメラルダスの世界が繋がったり

アヤフヤな記憶もかすかに・・・

確か?少年マガジンで、「 クィーン・エメラルダス 」の連載が

始まった頃、スターウォーズのアメコミ・コミックの翻訳版の連載も

同紙でスタートした記憶ですが???

こんな感じで―

まだ氏の作品では、読んでいない作品の方が多いと思うし、読んだ記憶も

消えてしまった作品も多いと思うので、うかつな事は書けません。

でも、松本零士氏の作品の中でも特に好きな作品が有ります。

 

どて ポキ ぐしゃ~で始まる

 

 

連載時は『スペース開拓者 ワダチ』と言う題名だったようです

(wikipedia参考)。

ちょっと検索してみただけでも、珍しい画像などが多くヒットするので、

多くの方も同じように気にって取り上げていると思われます。

もしかしたら、自分と同じ感想などを書いているお方もいらっしゃるかと

思いますが、ダブっていてもご容赦下さい。

 

この作品の題名 「 ワダチ 」轍 (わだち・てつ)

本編の前振りとして、松本零士氏は 轍の跡を人の一生に例えて

述べています。

今読むと、氏の偉大なる功績と重なって、思いが深くなってしまう文でした。

また、先の作品の「セクサロイド」とも繋がりが有る様な無い様な?

「セクサロイド 完全版 」上下2巻が 昨年発売されているので、

読み返す良い機会かもしれませんね。

 

 

おなじみのキャラが重要な役回りで登場。

 

 

作品中の気に入ったセリフなどです。

松本零士さんは劇中の 大地球 とか、大きいものが好きでしたから

大きな字にしましたよ。

それと、似た様なセリフは後年、再度読み~聞く事になりますね。

 

コミックの方は、愛蔵版が納戸の奥にしまい込んでいるので―

今回、改めて電子書籍版を購入して読み返しましたが、起承転結、

初めのネタ振りから結末まで構想して、ちゃんと描いている事に

感心しました。

大4畳半もの+SF+ガン・フロンティアものが

上手く混ざり合って(様な気がします)、一つの壮大なSF作品に

仕上がっています。

ハーロックも登場するし、自分が好きな雷管式GUNも、

意味有りで良い小道具となっています。

歳のせいか?ヒミコには泣いてしまうし・・・

たった2巻で完結する話ですが、これ以上の話も展開も必要が無いと

思わせるほどに濃い内容で、読後の完結感は良いです。

 

まだ読んでいないお方がおりましたら、電子書籍版も安価なので、

是非、読んでみてください!

 

こうして、この文章を2月から書いていたのですが、

団時朗さん・陳健一さん・坂本龍一さん・畑正憲さんの訃報が

入ってきました。

団時朗さんが、主人公・郷秀樹 を演じていた、「帰って来た

ウルトラマン」は小学生時代、毎週楽しみにして見ていた作品です。

毎回、登場する怪獣をイラスト化する事に熱中していたものです。

そのずっと前の、「ウルトラQ」は、初放送時に見ていた記憶が有り―

その後の「ウルトラマン」は、Qの流れで親が進めて見始めた記憶。

当時は、自分の家では白黒テレビでした。

その後の「ウルトラセブン」は、「ウルトラマン」ではない~との事で、

気が付かなかったしリアルタイムでは見ていません。

今も、全話見た記憶が残っていないです(多分、後年見たはずですが)。

なので、ウルトラマンの本当の続編=帰って来たウルトラマンは、

待ちわびていた作品で有ったわけですね。

 

陳建一さんの訃報は3月11日。

陳健一さんが監修した「日本ハム 中華名菜 四川辛口 麻婆豆腐」は、

自分が好きな市販の麻婆豆腐の元。

そして、自分の甥っ子繋がりで食事に出向く事が多い中華料理屋さんが

陳健一さんを師匠と仰ぐお弟子さんのお店です。

相模原市の「中国料理 御食事処 道」(HPにご一緒の写真が上がっています)

当然、辛さが選べるアツアツのおいしい麻婆豆腐もメニューに有ります。

こちらのお店を平成28年9月にテレビ番組でレポートしてくれたお方が、

渡部徹さん(2022年11月28日にお亡くなりになられています)の息子さん

の渡辺裕太さん。

人の繋がりって言うのは、こんな所にも有るものですね。

坂本龍一さんや畑正憲さんについては、映画に絞りますが

「戦場のメリークリスマス」「ラスト・エンペラー」「子猫物語」

辺りが有名ですが、残念ながら自分はみた記憶は有りません。

 

松本零士さんのお言葉を踏まえてまとめます。

多くのアーティストの方々が太くて深い轍を残して、今生きている

我々に道しるべを残してくれました。

(道しるべ=影響・リスペクトなど個人の感性で異なると思います)

我々も先人の方の轍を眺め、横にそれたり、戻ったりして、同じ道や

新しい道を見つけて前に進む事が、次の世代に対する役割なのでしょうね。

モデラーとして、先人に恥じないモノ作り、太くて深い轍を残して

消えて行きたいものです。

 

陳腐な文ですが、今回は思いをどうにか形に残す様に努力しました。

また、当WPは、無料のブログページなどでは有りません。

毎月、こちらからのお振込みが途絶えると、自然(システム的に)

消滅致します。

もし、こちらのWPサイトを見かけなくなくなった時分には、

自分の身に何か起きた・・・・かもしれませんヨ。

 

最後になりましたが、お亡くなりになられた方々の

ご冥福をお祈りします。

 

< 2023/04/15 追記  >

上の本文に書き込んでいなかったので、こちらに追記します。

団時朗さん 訃報 2023年 3月22日

坂本龍一さん 訃報 2023年 3月28日

畑正憲さん  訃報  2023年 4月5日

< 2023/04/16 訂正  >

渡辺徹さん の 訃報は 昨年の 2022年11月28日 でした。

今年お亡くなりになった、団時朗さん・陳健一さん・坂本龍一さん・

畑正憲さんと並んで書き込んでいたので、消して後の文章を

訂正いたしました。

申し訳ありませんでした。

 

団時朗さんが「帰って来たウルトラマン」で演じていた

役名を文中に追記しました。

 

< 追記 >

「ラスト・エンペラー」・「戦場のメリークリスマス」は某プライムで、

配信・無料配信 されていました。

機会を見つけて鑑賞致します。

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