「ムーンライト・マイル」 パグ01-3D その2

今回は、頭部のモデリングのザックリ説明編です。
まず、モデリングの段取りとしては、頭部は単純な楕円形の断面形
なので、オフセットや面を移動。
あるいは各面をサーフェスで作ってソリッド化しても同じです。
面移動の方は、図面のポイントで止められるので、
いちいち数値を打ち込む必要がなく気楽です。
下の画像の黄色い断面形。
これにサーフェスを張ります。

そして、この面を下へ押し出すと、基本形の出来上がり。

サーフェスから作る場合には、
上面のアウトラインのスプラインの全周を押し出し。

画像では分かりませんが、ただのアウトラインの押し出しなので上下は開いたまま。
楕円形の筒です。
~なので、サーフェス=板(平面曲線から)で上下の穴を塞ぎます。
他に、横のR面を押し出してから、ミラー反転。
前後の平面はロフトでも押し出しでも、2レールでも、
色々な作り方が有ります。
上下面は上記と同じ方法で塞ぎます。
他の部分も同様にサーフェス面の押し出しから。





下部は一段凹にしています。
凹部の壁にテーパーを付けたいので、
下面のアウトラインを0.5mm(だったかナ?)オフセット~下面をカット。

カット面を1.2mm上に移動して~、

さらにその移動した面から同様にオフセット・カットして、
一回り小さくしてから、上下面をつなぐ壁をロフトや2レール
などで作ります。

もしかしたら、単純に出来る押し出しテーパー付けのコマンドが有ったかも?
ここまで、文章で書くと長いですナ~。
この辺りのモデリングは、割と単純な簡単な作業です。
内側の凸部は、この逆の方法でモデリング。



こんな感じの進行でした。
次は、頭部上のアンテナ。
上部の2個の円筒形部も、同じ様にモデリングしても良いのですが、
下の画像の様に、半分の断面形をグルリ~と回転しただけで出来上がります。


例)2個の円筒部も、上の画像の様に片側を作ってから、ミラーコピーして
左右揃えられます。
こんなコマンドを使って、頭部の基本形は出来上がりです。

今回のパグくん。
実は、一番難しかった部分は、この頭部。
何てこと無い形状なので、上の説明通りモデリング自体は簡単なのですが、
頭頂部に乗った各パーツのおかげでバランス調整に一苦労。
コミックの各カットを見ながら、面とエッジの位置を
生真面目に合わせて行くと、イメージとは異なった頭部に
なってしまいます。
そんな事で、今回は工業デザイン的な、丸っと、
まとまった個体ではなく、上部カメラの両サイドのエッジが
頭部からはみ出ていたり、背中のブロックと頭部との間が
開いていたり、各パーツが集まって出来上がった
一機の個体と解釈する事にしました。
幸い、パグくんの全体像のデザインもそんな感じなので、
違和感も少ないかと思います。
それでも、変なこだわりでの追い込みで、少し異形になってしまいました。
もう少し、開き直って単純な形状にしたら良かったです。
長くなったので、続きは次回です!

