オランダ映画「中学生は泣かない」(2012年) その2

オランダ映画「中学生は泣かない」(2012年) その2
「Achtste Groepers Huilen Niet」(2012)オランダ
直訳「8年生は泣かないでください」
(注:オランダでは、小学生の最上級生が8年生)
白血病を患ってしまった、小学8年生の女の子アッキーと
クラスメイトたちの物語。
・2014年には、ノルウェーでもリメイク版が公開され高評価されています。
「Kule kidz gråter ikke」 (英題「Cool Kidz Don’t Cry,」 別題 Kick It!)
・2011~2012年に、本国では舞台劇版も公演されていたとの事(wikipedia)。
・2025/05/04現在、国内ソフト化・配信(配信終了)など無いようです。
独版のBlu-rayに9本のメイキングが収録されていました。
本編のイメージとは違って、劇中の子供たちがワチャワチャして
明るい表現で作っています。
それとは別に、あるTV番組が収録されており、これを見ると
この作品の実話側が判ってきます。
この番組では、当時の先生(作者)とクラスメイトを教室を
模したスタジオに集めて、TVの司会者が話を回すという形式。
オランダのKRO-NCRVの番組らしいです。
そこで、当時の思い出などをモデルとなった方々が語って行く
感じで進んでいました。
さらに、ビデオの場面では、ご両親やヨープのモデルと
なったお方やアッキーの写真・部屋や思い出の品も映し出され
悲しさも伝わってきます(彼女が残していった頭髪も・・・)。
作者は、オランダのジャック・ヴリアンス(Jacques Vriens)
多くの著作がある、元教師の児童書作家。
本編でも特別出演して、彼が漕ぐ自転車の前を通るアッキーを
注意~怒鳴っていました(苦笑)。
実話との違いは、ネット上を調べても少し判ります。
登場人物の名前を変え(アンケ>アッキー)、教師を男性から女性へ。
教師と医者との軽いロマンスも。
作者にとって、あまりにもつらい経験だったので、実際の経験を
基にしながら客観視的に再構成したみたいです。
それでも、筆も進まない状況下、アッキーのご両親の後押しも有った
との事。
ようやく書き上げたのでしょう。
その甲斐もあって、映画を観たご両親からは実際のアッキーが
存在している様に感じる事ができて感謝していたとの話もありました
(「実在の「アーニャ」の物語を語ります」多分、ノルウェーの記事)。
原作は色々とバリエーションが有って、アマゾンやeBay系セカイモン
などで入手できるのですが、どれも残念ながら外国語。
最近は、翻訳アプリの性能もアップしているので、一手間増えますが、
そんなものを使って行けば内容も理解できると思います。
自分が入手したのはオランダ版のこの本だけ。
残念ながら今は(2025/04/09)在庫なしですが、国内のアマゾンで
入手(2025/05/11在庫有り=時々、再入荷されているみたいです)。
送料込みで¥3.000台でした。
映画のノベライズの体裁をとっているので、中に16ページの
カラーのスチールが掲載されているのでお勧めです。
ただ、元の児童書との違いは判りません。
電子書籍は楽天内で見つかりました(オランダ語版)。
Achtste-groepers huilen niet(Van Holkema & Warendorf)
[電子書籍版]
サントラは見つかりませんでしたが、タイトル曲(歌)は、
アマゾンで配信版が買えました、でも映画のエンディングに
流れる曲とは違うバージョン。
「Dit Pakt Niemand Ons Meer Af」
Angela Schijf版
本来はKim-Lianによる歌。
映画のソフトは国内のアマゾンやセカイモンで入手。
ドイツ版のDVDとBlu-ray。
” FSK ab 6 “は、レイティングシステムの表記で、6歳未満禁止。
右側は、以前UPしたBlu-ray。
リージョンフリーだと思われますが、自宅の古いpana製のハードでは
音声が再生不可(早回しだと聞こえる)。
<注;自宅の古いpana製のハードでは、国内版新作の「マンダロリアン3」の
BOXも、同様の音声再生不良の症状がでます>
左のDVDの方は、地域的リージョンコードが異なっているので、国内のハード
では再生不可。
音声
ドイツ/オランダ
字幕
ドイツ語
特典
・ミュージック・クリップ KIM-LIAN
・メイキング集 9本(イマイチ画質悪いです)
・エンディングに使われたイラスト集。
・実際の教師(作者)とクラスメイトを集めて当時を語る、KRO-NCRV
のTV番組。
・オリジナル予告編
下のBlu-rayは、紙製のスリーブケースに入ったオランダ版。
ドイツ版同様リージョンフリーみたいです。
検索ワード
「BLU-RAY – Achtste-groepers huilen niet (1 Blu-ray)」
自宅のハードでの再生では、音声の再生がイマイチなのはドイツ版と同様。
表記の” 9 ”は、オランダのレイティングシステム。
ディスクを読み込むと、初めにも表示されます。9歳未満は不可の意味
なのかナ?
音声 : オランダ
字幕 : ナシ
特典
・ミュージック・クリップ KIM-LIAN
・メイキング集 9本(イマイチ画質悪いです=ドイツ版と同質ぽい)
・エンディングに使われたイラスト集。
・実際の教師(作者)とクラスメイトを集めて当時を語る、KRO-NCRV
のTV番組。
¥1.000も行かない安価品です(送料は\350ぐらい)
ソフトの特典は、オリジナルの予告編が収録されていない以外は、ドイツ版と
同じみたいです。
音声はオリジナルのオランダ語のみ、字幕の設定も無い様でした。
こちらは、DVD版。
同じく、地域的リージョンコードが異なっているので、ドイツ版同様に国内の
ハードでは再生不可。
以前調べたら、特典に収録されている過去の思い出話など、自動翻訳して
くれるような場所でも見る事ができました。
KRO-NCRVの番組は短編ですが、正規配信なのかな?
「Dit is de echte klas uit Achtste-groepers huilen niet
| De reünie | KRO-NCRV」非正規かもしれないのでリンクは避けます。
ご興味を持って頂ければ、本編も高額なソフトでも無いので入手してみて
下さい。
Blu-rayなら、国内アマゾンで入手可。
映画の内容は、wikipediaを読めば大体わかります。
今回は2度目の視聴後に、あれこれ書こうかと思いましたが、(多分)
雑音にしかならない文になりそうなので簡単に済ませました。
観た方が各人なりの感想を持てば良いタイプの映画だと思います。
個人的には、対象が児童向きですが、観る方の年代問わずに素直に感動
できる良い作品だと思います。
現在、残念ながら国内では配信もソフト化もされていませんが、劇中の
同年代の方々にはぜひ観て頂きたい作品だと思います。
それと、自分も含めて男児の方は、劇中の初めの頃のヨープの行動には
身に覚えもあると思いますよ(少し乱暴ですが)!
P,S
後の2013年の作品「ボビーとゴーストハンター,そして謎の幽霊船 」。
こちらでは、
アッキー役:ハンナ・オベーク( Hanna Obbeek)
ヨープ役:ニルス・フェルコーイエン(Nils Verkooijen)
担任の女教師ユフ・イナ役:エヴァ・ヴァンデルフフト(Eva van der Gucht)
3人が再共演しています。
また、アッキーの母親役は、ハンナ・オベークの実母です。
病院の主治医役、ローク・ピーターズ(Loek Peters)さんの顔の表情(演技)
がとても良いです。
この辺りの配役にはオランダの重鎮を置いていたのかな。
セリフがなくとも、表情で状況を読み取れるパターン。
<更新情報:2025/05/05・05/11 少し加筆しました。>







