「死霊館 エンフィールド事件」(2016)

アミティヴィル事件(米1974)
映画「悪魔の棲む家」のモデルとなった殺人事件。
長男ロナルドが、両親・弟3人・女の子1人の家族6人
を射殺。
後日、その惨劇が有った家に越してきたラッツ家。
28日間住んで、経済的な問題で短期間でお引越し。
ここまでは事実。

その後、ロナルドの弁護士からの入れ知恵で(金儲け話)、
ラッツ家が加わり、ロナルドは家に取り付いている悪魔
から殺人を命じられたとの話が作られ、霊障でラッツ家
は早々の顛末で家を離れた~との話が作られたらしい。
(wikipediaなど参照)

この話から始まるのが

「死霊館 エンフィールド事件」(2016)

夫婦がTV出演している場面での応酬は、こんな裏話が
ある程度バレている状況だったのかも知れない。
―で、ウォーレン夫婦がこの場所に来たのは事実。
そこでの活動内容は・・・・

今回は、注文していた海外版のDVDが到着したので、
この「死霊館 エンフィールド事件」について少しだけ
書きます。

もう10年ぐらい前の作品なので、少しネタバレも
含めて話を進めますよ。

以前も書きましたが、この死霊館のシリーズ。
どの作品も大して恐ろしくも、怖くも有りません。
(シスターの2本は、少し上ですが)
基本、白塗りのオバケ系や得体の知れない何かを怪しく
描いたり、いきなり画面に現れたりするパターン。
背中をワッ!と脅す子供のイタズラのレベルでしょうか。

でも、誤解しないで下さいね。
自分の場合ですよ。
こういう怖さ加減って、個人的な度合いも有ります
からね。
まあ、自分的にはおどろおどろしい感じの作品って
言う所でしょうか。

この通算シリーズ3作目の、「死霊館 エンフィールド事件」
も同様。
白塗りのおどろおどろしいオバケや、口が血の色のヴィラン
(ヴァラク)。
それと、なんで出て来たのか?いまいちピント来ない長身の
「へそ曲がり男」(クルックドマン)。
ただの、女の子たちを脅かし、いじめる映画のキャラクター
的な印象でした。

それでも、この作品で一番恐ろしく感じた場面が有ります。
それが、このパッケージに使われている場面。
この作品を見た方ならお判りでしょう。

女の子は夜、安全な場所で母と就寝。
―と、気が付いたら部屋の天井に。
さらに床に、周りを見ると・・・

霊が出現する鍵が掛かっている部屋の中に居た。
この部屋は、近所の者が持ち寄った十字架が部屋の壁に
除霊の祈りを込めて飾られてもいる。
状況がつかめない女の子は、そのまま不安な息遣いをして
いる中、壁の十字架が下向きに回り始め悪魔・反キリスト教
の印、逆さ十字になって行く・・・
息遣いに加えて、女の子の目からは涙だけが流れ落ちる。

この悲鳴も、立ち逃げる事もしない状況で、涙だけがつつ~
と、流れる演出表現には、哀れさや悲しさも加わって参り
ました・・・

自分の場合、見てくれの脅しよりも、こんなリアル感が伝
わって来る心理的な表現の方が怖いのかも知れません。
(男って言うヤツは女の涙に弱い?)

この作品、ここ1年で4~5回は見ていますが、まだまだ
見飽きていません(年のせいか!?)
最後の女の子と夫妻との会話、そして夫婦のダンスで
ほっこりと終わる余韻を味わいたいのかもしれませんね。
(ダンス・シーンで終わる映画って大好きです!)

そして、シリーズ最終話の「死霊館:最後の儀式」。
海外版のwikipediaによると、「死霊館 エンフィールド事件」
の母親のペギー・ホジソンと、霊に憑かれた女の子のジャネット
・ホジソン(Madison Wolfe)の2人。
共に同じ俳優さんがご主演していた様です。
その他、第1作のお母さんキャロリン・ペロンと夢遊病の娘さん
シンディ・ペロン(「インターステラー」の娘さん)。
第3作デヴィッド・グラツェルも書かれていました。
他にも多くのキャラクターが再登場。
早く国内版のソフトが出ないかナ。
有るのか無いのか分からないけれど、ゲスト紹介のメイキングを
見たいゾ!
(海外版のソフトと国内の配信版は、レンタル&販売中)12/14現在

簡単ですが、今回はこの程度で―

P.S
作品内で、ヴィランの影(CG?)を不気味な表現で演出して
いましたが、昔のフランシス・フォード・コッポラ監督版の
「ドラキュラ」1992年。
この作品でも面白い表現で演出していますヨ。
オカルト系はあんまり見ていなかったのでナンですが、
おそらく古くから有る古風な演出だと思います。

なお、Apple TVでは、エンフィールド事件で、実際に霊障に
悩まされた家族も登場する(Blu-ray付属の特典内でも出演)
「エンフィールドのポルターガイスト」4話。
(ドキュメンタリードラマ?)が配信されています。

 

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