「ふたりのロッテ」その5 2017年版(TV映画)01

「ふたりのロッテ」(2017版)国内未公開?
・原題「Das doppelte Lottchen」 (2017)
ドイツの新作リメイク版、TV映画との事。
~とは書いても、もう8~9年前の作品。
一昨年(2024年)、動画サイトのお勧めで表示された作品。
自分がこの、「ふたりのロッテ」という作品を知るきっかけ
となりました。
例の自動翻訳で見る事4回。
イマイチ深く内容が読み取れませんでした。
無字幕よりは良いのですけれどね。
その様な事で、今作品については表面的にしか理解できませんで
した。
自分、そんなに学が有る方でも無いので・・・
なんとな~く理解したお話を下に綴りましたが、参考程度にしてく
ださい。
ストーリーについては、いつもの所にもう少し詳しく書かれている
ので、そちらを参考にすると良いですよ。
この2017版の「ふたりのロッテ」も現代版仕様。
ネット上の情報によると、企画自体は古くから有った様で、1994版
が先に製作されてしまったので、今まで温存していた様です。
ただし、今作は1994年版の様にオリジナル要素を多く入れた作風で
はなく、原作の要素を多く残した作りになっていました。
(でも、それなりに現代化仕様されていますよ)
ルイーゼとロッテは、今作でも本物の双子さん。
線が細い男の子みたいな感じで、自分的には過去作と比べると
原作のイメージに一番近い子供たち。
映画的な雰囲気で始まるオープニングで、軽く登場人物と2人を
ご紹介。
今作では、(秘密がある?)おばあさんが重要な役回りの担当に
思われますが・・・
それに続くオーストリアのサマーキャンプ場(wikipedia参照)
の場面も、景色の良い所でいい感じです。
今回は、やんちゃ娘のルイーゼが、後からサマーキャンプに合流。
そして、ロッテは一人でボートを漕いで湖の対岸のモーツァルト・
ハウス(現博物館:モーツァルトの母親の生家)へも行く。
(多分、手のひらにはマメが出来ているだろうなぁ)
自分的には、ロッテもルイーゼと同じぐらい強い気質が有る子と
見えました。
それと、ルイーゼの愛用の日傘と他の子のワニ型の浮き輪もご登場。
今作の父はアフリカ音楽系?のミュージシャン(作曲も)。
ルイーゼは、数年間父とアフリカでも過ごしていた設定です。
その為も有って、野生児的な行動力・性格になったのかもしれ
ないね。
後々、ロッテに・・・のワンちゃんは、お父さんの仲間の飼い犬で
早々に登場です。
母は、原作通りの雑誌社勤務・ライターさん?
ロッテは音楽家志望の様。
性格設定は基本的に変わらずなのかな?強さが有る、生真面目な
タイプに見えます。
今回も、お互い初めの印象は悪く、仲直りのシーンも同じ。
サマーキャンプの場面は多く有って楽しそうでした。
でも、個性的なキャラが多く出ている割には、ここまで。
特別出演枠だった?
そして、入れ替わり。
今回の情報交換の手段はスマホ!
知らない人の写真を撮って文面も加えれば、すぐに送って返信も
早い便利な道具です。
でも、それが裏目にもなってしまう演出。
ただし、自動翻訳では画面上のメール文のやり取りまでは翻訳して
くれないので、状況的に判断(原作が有るからね)。
画面に文面が出るので、もしかしたら翻訳アプリを使えばすぐに
解明できるかもしれない?
ソフトには字幕も付いているので、本編共に辞書片手でも解明は
出来そう。
1994年版には無かったルイーゼの学校内での遊び。
今作では多くて、いじめっ子に対しても原作にならって出会い+
校内でのアレをやってやります。
母との楽しい旅行も有って、母のルイーゼに対する?が増したかも
しれない印象。
ロッテだったら、やらない行動をルイーゼはやりますから。
そう言えば、1994年版はボートの場面が旅行のお話のパートだった
みたいですね。
ロッテと父との・・・涙の件は。
今回は、ルイーゼの代わりに伝えた話、彼女の人生の全てと言って
いいほどのバスを父が手放す決心をしたからの争い。
さらに、連絡手段に使っているスマホの代金の事も突っ込まれる・・・
ルイーゼだったら平気かもしれないけれど、ロッテだから。
今作の涙はリアルな自然な表現。
それを見た父は傷つき、劇場で心静かに優しい曲をピアノで弾く。
女の子の涙はね・・・
父は劇場の女マネージャー?新加入の仲間?との仲が進行中。
1950年版では、女と女との決闘的な深刻な場面曲が身支度
から会いに行くまで流れていた父のお相手との会話。
今編では、なんとなく墓穴を掘ってご退場?
でもその前、ロッテは彼女との諍いの流れで、スマホが・・
そして激しく落胆する。
結構マジに可哀そうに思えるほどの深刻なリアルな表現。
その上、雨に濡れて体調を崩して・・・
一方、ルイーゼ側。
彼女の正体がバレる状況が異なっています。
例の自動翻訳なので、イマイチ詳細が分かりません・・
wikipediaによると、どうやら3段階。
そこから解読して行くとー
母の誕生日のケーキを、おばあさんと一緒に作る時にボロを出す。
スマホを使わせてくれない・・・
手首を痛めているし、いつも作っているケーキを作れない・・・
その夜、ルイーゼが寝た後、おばあさんと母との会話の中での雑談。
ケーキを作れなくなったし、成績も悪くなった。学校の事をよく話す
ようになったし、変な行動もするようになった、思春期だから?
おばあさんが、秘密を明かす。
自身も双子だった?もう一人がいなくなった時、心か頭の中で存在を
感じることができると思っていたけれど・・・
ふたたび会える機会もなく・・
ヤン(元の夫)についての話もしている様。
ここで母の疑問が結び付き始め・・・
そして深夜、起きて来たルイーゼが、母の誕生日のケーキの周りに
飾りを並べている時、母のパソコン上に父のホームページが表示
されている事に気が付く。
母は、父や自分の事も昔から追っていたのだ。(注1)
そこに母がやってくる気配が、お誕生日おめでとう~と声を掛ける
ルイーゼ。
母は ”心” で感じた・・・
どうやらこんな感じの流れの様(多分、正解率45%ぐらいかナ?)。
その後は、大方原作の流れで進むけれど、父と母との間の解決策は
今風のシェアハウスやインターネットの活用。
わざわざ、絵描きさんの部屋との交換は必要なくなりました。
そして、最後は2人の子供が母と父が2人になった所を仕切り
カーテンの裏からのぞき見している場面まで。
締めくくりはおばあさんのお言葉。
(要、wikipediaのストーリー参照)
映画的に始まった作品は、小さいお部屋のカーテンの裏で終わります。
そう、この話は小さい一家族のお話です。
自分は、一家族に絞ったドイツ版の作品の方が好みです。
USA版の楽しさはわかりますけれどね。
先に書いた通り、今作については表面をなぞった程度しか理解して
いないので、深くは書けないです。
本当に、国内版のソフト化がされていなのが悔やまれます!
申し訳ないですが、この程度で・・・
雑感。
オーストリアのサマーキャンプ場(ヴォルフガング湖にあるホリデー
ケアセンター)が、景色も良くて楽しそう。
ボート遊びも、ここでのレクリエーションの一活動。
wikipediaには詳しい事が書かれていますよ。
このヴォルフガング湖周りは映画「サウンド・オブ・ミュージック」
の舞台との事。(注2)
ルイーゼの正体がバレる場面に段取り+自動翻訳なので感動が薄い
ですが、全体的に原作を上手く現代に合わせて良作に仕上がって
いる印象です。
まあ1994年版は、卑怯なほど(誉め言葉)泣かせモード全開の
作品なので、比べるのは無理が有りますけれどね。
でも、この作品を見て何度も涙を流したからこそ、
「ふたりのロッテ」について探ってみる気にもなりました。
また、今作のおばあさんが双子だった?との設定は深く読み取れて
いません。
死別?大戦中に生き別れた?
でも、その様な裏話が有ったからこそ、終幕におばあさんからの
一言が有ったのでしょう~と想像。
長くなったので、ソフトについては次回に回します。
(注1)
母がHPの画面を開いている場面はその前にも有ります。
父への愛の残傷(ストーカーではないですよ)か、ルイーゼの成長
を追っていたのか?は、想像はいくつか出来ますね。
多分、サマーキャンプから戻ってからの違和感を母なりに探って
いたのかもしれません。
だって、10年も一緒に過ごした実娘ですもん。
体調の変化の一つや二つぐらいすぐに解るでしょ。
こんな感じに、母の表情など深読みして、いつ気が付いた?
とか解釈して行くのも良いかと思います。
優秀な映画監督さんなら、何処かにヒント的な演出を盛り込んで
いるものですから。
(注2)
昨年末に、アマプラ配信で「サウンド・オブ・ミュージック」を見直
しました。
自宅のTVが4Kにアップしてくれることも有って、CGを使わない実景!
現地の壮大な山々や街並みなどの風景がとても奇麗でした。
そして、作品。
あらゆる場面・俳優の表情の演技を含めて、全てが名作と言って良い
仕上がり。
今はもう、こんな作品は作る事は出来ないでしょうね。
観た事がないお方がいらしたら、一度見ておくことをお勧めします。
多分、イメージとは違う作品だと思いますよ。
オーストリアがナチス・ドイツに併合される頃の実話に基づいたお話。
後半、シリアスな展開にもなります。

