「死霊館 最後の儀式」その1

「死霊館 最後の儀式」その1
見て来ました!
外は冷たい雨でしたけれど、
心温かく劇場を後にしました。
思えば、洋画のホラー物を映画館で見たのは初めてかもしれない。
幼少の頃にブームだった「エクソシスト」や「オーメン」は
TVで見た記憶。
邦画の「妖怪百物語」やコメディの「ヤング・フランケンシュ
タイン」ぐらいしか見た覚えがないです・・・
そんな事で、自分はホラーやスプラッター系の映画は、
好んで劇場に行かない方。
ワァ―とか、キャーとかうるさいし、血とか四散する肉体も
視覚的にグチャ~ドロしていて汚いし・・・
でも、そんな事より、ストーリーよりも肝試し的な驚しを
メインにしている様な印象が強いのです(偏見だな)。
LDかVHSで見た、オリジナル版の「ポルターガイスト」は、
ILMが特殊効果を担当していた事も有って、好きな方なんです
けれどね(注1
自分の嗜好はこのレベルという事でご了承を―
ちなみに、ゾンビ物はホラーと言うより、敵対勢力の
アクション物と言う解釈。
「ゾンビ」・「バイオハザード」から「ワールド・ウォーZ」や
「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」「ゾンビランド」
「処刑山」・・・
TVや配信物がメインですが、そこそこ見ています。
中でも、「処刑山」の続編。
「処刑山ナチゾンビVSソビエトゾンビ」は、マニアックなSW
ネタも含めて、タイガー戦車(レプリカ)が明るい街中で爽快
に走り回ったりして大活躍!
物語そっちのけで、それなりに感心した物です(グロも多い
ので過度な期待はしない様に)。
そんな自分が最近、ようやく気が付いた良作のホラー映画
が有ります。
それも9作も有るシリーズ物。
それが今回見に行った「死霊館シリーズ」で、タイミングが良くて、
新作の9作目が劇場公開前でした!
1作目が2013年の作品なので、本当に今更ですね・・・
なので、今回は自分みたいに このシリーズを知らなかった、
見ていなかった~なんて、自分と同じ様な食わず嫌いの映画ファン
の方々向きに記事を置いておきます。
下にシリーズを年代順に記載します。
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・1「死霊館」(2013)
・2「アナベル 死霊館の人形」(2014)
・3「死霊館 エンフィールド事件」(2016)
・4「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)
・5「死霊館のシスター」(2018)
・6「アナベル 死霊博物館」(2019)
・7「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(2021)
・8「死霊館のシスター 呪いの秘密」(2023)
・9「死霊館 最後の儀式」(2025)
一部のキャラクターが登場する関連作品
・「ウルフ・アット・ザ・ドア」(2016)
・「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」(2019)
死霊館ユニバースとして、wikipediaでもページが有ります。
1.3.7.9 の死霊館シリーズが本流編。
2.4.6のアナベル・シリーズは番外編扱い
5.8のシスター・シリーズも番外編=過去の話。
(多分、8が一番・・・だと思う)
でも、それぞれが繋がっているので、製作年度順に
見ても違和感なく楽しめると思います。
下の関連作品はまだ見ていないです(11/01現在)。
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この死霊館シリーズは、今回見に行った9作目をもって
劇場版は終了~との事。
この後は、今後作られる予定のTVシリーズで語られる
らしいです。
主要な登場人物は、実際に活動していた心霊(超常現象)
研究家のエド・ウォーレンとロレイン・ウォーレンの
ウォーレン夫婦+娘さん。
この二人が経験した実話を基にして制作されています。
ただし、実話とは言ってもオカルト系に詳しいお方は
この世界、全ての事象が解明されている訳では無いので、
表裏が有る事はお判りでしょう。
この辺は割り切って、映画は映画として観るのが良ですよ!
それと、アナベル人形もデザインは映画のオリジナル。
実部は、毛糸?の髪の毛、本体もヌイグルミ状のもっと
あっけらかんとしたキャラクター人形。
現在も入手出来る、ラガディ・アン人形(Raggedy Ann & Andy
70年代版)と言う物らしいです(ネットの画像などを参照)。
シリーズでも、4の最後の辺りで夫婦が持って来ます。
ちなみに本編では、このアナベル人形は、ただの”物”扱い。
他の作品みたいに、包丁を持って人を襲って来る様な
人形では有りませんよ。(自分も思い違いしていました)。
以下wikipediaなど参照。
・エド・ウォーレン(夫):パトリック・ウィルソン
心霊・超常現象研究家。
カトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家。
いままで、あんまり印象に残っていなかったお方ですが、
「トマホーク ガンマンvs食人族」始め、多くの大作映画に出演
していました。
「アクアマン」(2作)「ミッドウェイ」「ムーンフォール」
「プロメテウス」「オペラ座の怪人」など
・ロレイン・ウォーレン(妻):ヴェラ・ファーミガ
霊視・透視能力が有る。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の環境テロリスト
側に付いた母親役がお馴染みですね。
番外編では、この2人が登場しない~とか、ラストに少しだけ
~とか、なかなか凝った構成でした。
そこで、この作品の何がお気に入りかと言うと、作品のコメント欄
などで良く語られていますが、ストーリー的にミステリー的な
謎解きやどんでん返し・他の作品に有りがちなクドさが無い、
自然なウォーレン夫婦の夫婦愛・そして悪霊の被害者となる側の
家族愛や彼らとウォーレン夫婦の絆。
また、サブ役やモブに登場する人物達がそれぞれ好人物に描かれて
いる点も。
さらに加えると、自分が嫌いなスプラッター的な血の表現が必要
最低限な表現で描いている事が最重要(注2
悪霊自体も、そこそこの不気味感が有る白塗りのメイク系で、
ハデなCGで見せない演出だし。
多くは一瞬や、バックでチラっ~とか、ジックリ見せない手法を
使っている部分が多いのが特徴。
(インディアナジョーンズ・シリーズのレベルかナ?)
そんな事で、ホラー系に有りがちな過度な演出表現に惑わされずに、
心霊現象に見舞われた人間ドラマとした作品としても、見る事が
出来るのです。
反面、そんな演出方法なので生粋のホラー映画マニアさん達からは
賛否両論っぽい印象。
おそらく血・恐怖やおドロドロしさに物足りなさが有るのでしょう。
割とファミリー映画にホラーの要素を加えた感じの作品に近いかも
(違うか・・・)
そこで、重要になって来るのが毎作の被害者側の家族。
新作でも、信仰深い家族の楽しい日々を描き、段々と忌まわしい
展開に陥って行く過程をじっくりと描いていました。
そして、このシリーズでも、「エクソシスト」の様に、弱い子供や
女性が狙われます。
中でも、多くの女の子が作品に登場するのが特色。
よくもまあ、こんな作品(怖い)にキャスティングしたなぁ~と
思わせる小さな実力派の子供たちが・・・
1のウォーレン夫婦の娘さんは、「ワールド・ウォーZ」で主人公の
次女役を演じた子役さんだし、被害者側には、「インターステラー」
で、主人公の娘=マーフ役の子供時代を演じた子も登場。
6では、TVドラマ・シリーズ「ヤングシェルドン」で、天才の不幸を
涙ながらに語る種極の演技もしてる、米国の子役界の大スター
マッケナ・グレイス(Mckenna Grace)(注3
他、多くの子供たちが痛い目に有ったり、喚きながら逃げ回ります・・・
(最悪な事態?それは見てご確認を)
そこで、ウォーレン夫婦が関わって来るわけですが・・・
まあ、「死霊館」~と言う、ホラー映画アリアリな題名に惑わされない
で、忌まわしい現象に見舞われた人間ドラマとして観ると、感動も
一押しです。
長くなったので、次回に分けます。
(注1・異形妖怪大登場みたいな ソ連の「魔女伝説ヴィー/妖婆
死棺の呪い」後半の隕石群襲来みたいな「マニトウ」も好きな作品。
思い出すとイロイロと出て来るなァ。
(注2 このシリーズの製作人が製作した、ソウ・シリーズの評論家の
意見に反発した事からの演出表現らしい?
自分は、それこそあんまり見たくないシリーズですが・・・
ジェームズ・ワン(プロデューサー・監督・脚本)
「ミーガン」「M3GAN/ミーガン 2.0」も彼の製作。
Wikipediaなど参照
(注3 2006年6月25日生まれなので、現19才?
もう立派なお姉さん。
動画サイトでは国内未公開の「The Bad Seed」が公開中。
wikipediaによると、続編も有るみたいですね。
YouTube TalkShow – Mckenna Grace
上は、8年前の動画ですが子供ならではの可愛さが有る
インタビューです。
でも流石、USAの女の子って感じ。
さらに幼いの頃の「gifted/ギフテッド」のインタビューも色々と
残っていますよ。
<2025/11/03/更新情報>
文中に少し加筆・修正しました。

