「悪魔の棲む家」(リメイク版)2005年

「悪魔の棲む家」(リメイク版)2005年
舞台は、アミティヴィルの惨劇が起きた家。
その後、その家で起きたと言う、架空の悪霊話を映画化
した作品。
アマプラでの配信終了が近かったので初めて見ました。
(短い作品なので、3回視聴しましたよ)
それと、お断りしておきますが1979年のオリジナル版は
見た覚えは有りません。
最近知ったのですが、ホラーやミステリー界隈には
”館もの”が有るみたいですね。
旧家・洋館・古城を舞台としているのでしょうか?
この「悪魔の棲む家」も同様。
地下室も有る、因縁が有る古い建物が舞台。
アミティヴィルの惨劇が起きた家に住む事になった
ラッツ家。
事情を知った上で、安物物件+母が気に入った事で契約。
夫を亡くしている母、男の子2人と女の子1人の連れ子
がいます。
そして、新しく家族に加わったライアン・レイノルズ
扮する夫=ジョージ。
そこの新居で、主に娘さんと夫が忌まわしい事象に見舞
われます。
途中、シッターのお姉さんや神父さんも登場して話に
彩を添えますが・・・
でも、このリメイク版はイマイチ評判が悪い様です。
多分、この神父さんの扱いの件も―
これから話を煮詰めてくれるのかと期待すると少し肩透
かし。
尺を長くする程度のキャラクターでした。
製作には、あのマイケル・ベイが名を連ね、
さらにラッツ一家の女の子。
見た覚えの有る顔立ちの子役さんだと思ったら、
女優のクロエ・モレッツの映画デビュー作!
幼い頃から大きく変わっていないのですね。
それでもこの作品、最近ハマっている作品と共通の
シンボルが数多く有る事を見つけました(知りました)。
事件資料・当時のフィルム・楽しかった場面の映像・時計・
館もの・母親の活躍・憑依される者・子供・女の子・悪霊・
神父・地下室~と、この辺りは館ものホラーの定番でも有る
のでしょうか?
さらに劇中では、ラッツ家の女の子は亡くなったパパが
恋しい。
その上、霊に惑わされ高い屋根から落ちる寸前に助けら
れる―
別の場面では、ドアノブの十字架が回転して逆十字になる。
そして、ラッツ家はかろうじて悪霊の棲む家から脱出。
それを見送っている殺された女の子の霊。
時計が逆に回転し、殺害時刻の3:15に。
逆十字になっていたドアノブも元に戻り、十字架に。
女の子の霊は、自分が殺された事が悲しいのか涙を流す。
そして、彼女は悪霊に引き込まれて家の下に消えた・・・
どこかで見た様な設定や演出が多数。
詰まる所、「死霊館 エンフィールド事件」(2013)は、
この作品に影響を受けていますよ~との証で
オープニングにアミティヴィルの事件を持ってきたの
かもしれません。
それで、エンフィールド事件では、霊障に悩まされる女の子が
哀れでしたけれど、こちらの2005年作品では、上で書いた
様に兄に頭部を撃たれて絶命した女の子が哀れな存在。
でも、古い作品ならではで、霊=悪い存在的にも描かれて
いるので、悪さもしてラッツ家の女の子を殺そうともします。
これは、死んだパパと再会させたい~,この先もお友達
のままで居たいとの理由。
最後で流した涙は、お友達が居なくなったとの思いも有った
のかもしれないし、悪霊のラスボスにいじめられ続くのが
悲しいのかもしれない・・
もしかしたら、死霊館の霊と同じくヤツに操られていたのか
もしれないしね。
こんな感じに、可哀そうな女の子の霊を出して涙も見せたのに、
この子についての話は中途半端なまま。
この辺りも作品の評価が低い理由の一つかもしれません。
無事に難を逃れたラッツ家ご一同。
後日、家庭崩壊は有るかもしれないけれど、死人も出なかった
からもう、いいじゃん。
実は、女の子の霊が脱出に協力していた事が分かり
再度、お母さんと娘さんが、悪魔祓いが得意な強い牧師さんを
連れて戻って、VSラスボス戦~女の子の成仏話も付け加えたら
良かったのに~と勝手な感想。
今風の普通のノリですが、自分的に割と感動作になったかも
しれないナ。
これで、すっきりして夢想終話にしておきます。
追記
<本編中の怖らせ要素>
可哀そうとは言っても、20年前の古いホラー作品。
女の子の霊は血管が見える白い肌と黒目がちの眼球。
さらに頭部には弾痕が・・そこの開口部にシッターさんの・・・
死霊館のオバケよりも不気味でしたヨ。
他に、いきなり登場するザコ霊も変に気味悪いし、スプラッター
系的な血も虫も泥も大量に出る(ドロドロ・グチャグチャ系)。
過去の因縁も絡んでくるので、その表現としてね。
苦手なお方はご用心―
オリジナル・リメイク版、共にソフトを入手しました。
特典にカットシーンなども収録されている様なので改めて見ます。

