岩瀬 昭人 さん 

先日、旧知のモデラーの岩瀬昭人さんが故人となられました。

コロナではなく、心筋梗塞でした(過去にも患っていました)。

コロナ下の状況なので、身内だけの家族葬でお別れしたとの事。

寂しくも有り、少し遠い地の話の様な―。

実感がイマイチ追いついて来ません・・・・

 

自分が彼と最後にお会いしたのは、もう2年ぐらい前になるのでしょうか?

毎年、年末には、旧知のモデラー数人が集まって、

忘年会を行っていたのですが、コロナの影響で出来ませんでした。

その会の、日にち・集合時間・参加者さんへの連絡~

幹事みたいな事をしていたのが彼でした。

コロナで会えなくなってからは、3~4回メールでやり取りぐらい―。

先日も、自分のHPのリンク先に彼のブログを掲載して良いか?~との

連絡を取り合ったばかりで、この件が最後のやり取りとなってしまいました。

いつ彼のブログが無くなるか解りませんが、彼の思い出を残す為に、

このリンクは残して置きます。

 

彼と初めてお会いしたきっかけは、全然覚えていませんが、

ホビージャパン誌~モデルグラフィックス誌のモデラー仲間として

繋がりが有るので、その頃でしょう。

特に、モデルグラフィックス時代は、モデラー間での交流が

盛んで、飲み会やライター外の仕事でのお付き合い、また

他の趣味での交流などで、仲間との付き合いが割と深かったと思います。

自分と彼の場合、同じGUN趣味という事で、GUN関係のイベントや

専門店などで良く合流して、趣味の話で盛り上がったりしていたので、

その辺りがキッカケだったのかも知れません。

 

彼は、実家が工業試作屋(木型など)さんの「 有限会社イワセ模型 」で、

親の代から(その前は?です)、模型や玩具の試作を請け負っていました。

この本のP92で触れられています

某メーカーの伝説的な初代の玩具とか、プラモデル用の銃器の試作とか、

オモチャ・ショーの展示品とか、いろいろと話には聞いていました。

正式な取材ではなく、聞きかじりです。

近年は某メーカーへ通って、出力品の対応で大変だったみたいです。

某展示会やモールで見られる、素組みの出力品の数々、

意外と彼が組んだものかも知れないですね。

(外野が勝手に請負先やキャラクターなどの名前は出せません、

済みません!)

 

モデラーとして、我々が彼に感謝しなくてはならないのは、

彼が、ホビー業界へ 「 ポリパテ 」なる材料を紹介してくれた事です!

まず、「 Hobby Japan ホビージャパン  」1980年、3月号  P110 。

掲載文に、フィギアを芯にしてポリパテを使用して作った~と、

書かれている 投稿作品(読者投稿爛への)=ザク(約1/100)

が掲載されています。

 

その後の本誌デビュー作品、1980年8月号、総力特集スペースワールドでは、

同じ手法でポリパテを使用して作った、1/100のガンダム。

そして、自分が大きく影響を受けた作品―

1981年 1月号(137号)HJ/ SF WORLD 内P52~53に掲載されている、

伝説巨人イデオンに登場する「 ジク・マック 」(全高46cm)です!

プラバンで断面のガイドを作って、ポリパテで形出しする手法に

随分と、影響を受けて参考にしました。

その頃の何かの、イベントで現物も見ています。

その後は、安彦版のザクへのこだわりや、1/1GUN系の作品など、

試作屋さんならではの攻め方の作例で、普通のモデラーさんから

一目置かれていた物です。

 

実際の彼は、温和な性格で、敵を作らないタイプ。

近年、SNSの流れかもしれませんが、自己顕示欲が強いタイプ

の人物もいて(昔もそれなりに居ました)、ストレスを感じる事も有りますが、

実際の彼は、技術を自慢する事も無いし、他人の作品をアレコレ評価を

するような事もしない、付き合うのにまったくストレスを感じさせない

感じの良い方でした。

 

最後に、彼から教わった名言。

「 買わないで後悔するぐらいなら、買って、後悔しよう~ 」

コレクターならわかりますよね!

そんな彼も、予感を感じていたのかもしれませんが、

数年前から終活にも励んでいました。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

< 岩瀬昭人さん 作例 覚え書き >

ホビージャパン/1980年3月号(127号)P110 読者投稿品 「 約1/100 ザク 」=ポリパテ製

ホビージャパン/1980年8月号(132号)P25 「 約1/100 ガンダム 」=ポリパテ製

ホビージャパン/1980年10月号(134号)P22 「コスモガン 」「 戦士の銃 」

=スクラッチビルド・プラモ改造

ホビージャパン/1981年1月号(137号)P52~53 「 ジグ・マック 」=ポリパテ製

ホビージャパン/1981年4月号(140号)P39 「 ガンダム トレーラー 」=スクラッチビルド

ホビージャパン/1981年10月号(146号)P36~37

=宇宙からのメッセージ「 リアベ スペシャル 」( バンダイ・プラモデル作例 )

 

< 2021/07/27 更新 >

文中の表現を、少し変えました。

「 買わないより、買って、後悔しよう~ 」

「 買わないで後悔するぐらいなら、買って、後悔しよう~ 」へ

GUNとかのイベントを回っていて、目の前に興味ある品が視界に入った時、

でも、イマイチ状態が悪いとか、少し怪しい(補修とか)、値段が―

そんな躊躇している時のお言葉ですね。

上の覚書リストは、随時追加予定です。

<  2022/02/03 更新情報 >

ホビージャパン誌の表紙画像を消しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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