石原裕次郎さん “夢の箱”-ドリームボックス-5作品

今はもう、無料枠から外れていますが―
数か月前、アマゾン Prime Video に、石原裕次郎さん出演の
「 富士山頂 」がお勧めに表示されているのを目にしました。
今は、お役目を果たしましたが、富士山の頂上に有った、
気象庁の富士山測候所=富士山レーダーの建設にまつわる、
プロジェクトX的な建設映画です。
ドキュメンターではなく、立派なドラマ作品ですヨ。
その時は、昔TVで観たナァ~ぐらいの軽い感覚。
でも、この作品は、つい最近まで映像ソフト化されていなかった
貴重な作品でも有ります。
その後、お勧めの横に同様の未ソフトだった「ある兵士の賭け」「栄光への5000キロ」
「甦える大地」が表示され、もしや?~と思って、あの大作映画を
検索してみたら、有りました!
そう「 黒部の太陽 」です!!
それも、長いバージョン(だったはず!?)
自分は、映画館では見た事が無くBSTVで短・長版を各1回見た記憶があります。
これについては、石原裕次郎さんや石原プロには申し訳ないです!
Wikipediaに詳しく書かれていますが、この作品と上に記した作品の4作は、
映画館でしか公開しない~と、(本当に)つい最近まで幻の大作だったのです。
なかでも、「 黒部の太陽 」は別格!
それが、今は通勤電車の中の小さいタブレットででも気軽に
視聴出来てしまう時代になっているのですね。
ソフトなども、「裕次郎“夢の箱”-ドリームボックス」~として、
BOX・バラ売りでも入手して気軽に観る事ができます。
ありがたく3回目の視聴させて頂いた、「 黒部の太陽 」。
この作品は、富山県の黒部ダム建設に関する映画で、
建設資材を建設現場へ搬送する為のトンネルを掘り進めるに
当たっての、難工事を描く超大作映画です(1968年作)。
トンネルを掘り進めるにあたって、途中の地層が ”破砕帯” と言う、
もろく安定しない、地下水が止めどもなく漏れ出て来る地層地帯が有り、
そこを突破する難工事をメインにしています。
肝心の巨大な黒部ダムの建設自体は、割とあっけなく描かれているので、
少し肩透かし的な部分も有りますが、それでも男たちの破砕帯を
どうにか突破してやろう~と言う、熱い使命感が全編を突き進み、
トンネル工事だけでも十分すぎる達成感を感じさせます。
中でも、破砕帯から洪水の如く水が噴出~工事現場の者達が
押し流されるシーンは、色々な意味で語り継がされています。
この作品は、2回TV版でリメイクもされていますが、
残念ながら両作共に未見です。
これらの作品も、Wikipediaが詳しいです。
さて、同じ Prime Video 枠に、シルヴェスター・スタローン出演の
「 デイライト 」が以前から有ったので、ウォッチしていました。
彼の作品としては、イマイチ1線級な知名度は有りませんし、
自分的にもB級的な位置づけです。
実は、この作品、ハドソン川(?)の下を通っているトンネル事故物。
それも、作品後半でトンネル上から水が崩れ落ちて来る水パニック物でも
有ります。
~と、いう事は 「 黒部の太陽 」と同じ様なジャンルになっています。
気軽に見る事が出来る吹き替え版も有ったので久しぶりに拝見。
20年前の作品なので、当然スタローンさんは若い!
そしてハリウッド作品はすごいナァ~です。
作品内容の感想は、可も無く不可もなく、Prime Video のコメント欄に
書かれている感想と似たり寄ったりですね。
大水のシーンについては「 黒部の太陽 」と比べて、あれこれ語るつもりも有りません。
海外の映画では、サイレント時代から水を使ったパニック系の映画が有りましたから、
水の扱い方に慣れているのでしょう。
でも、この作品の印象は良い方に変わりました。
さて、「 黒部の太陽 」以外の石原裕次郎さんの5大作。
これらも以前、TV放送された時に観ていたので、「栄光への5000キロ」
(時間切れで見逃し~)以外を改めて視聴。
「 富士山頂 」は、作品的にドキュメンタリー・タッチ寄りかナ?
盛り上がるような場面でも、ドラマチックな演出をしないで、
タンタンに描いている感じ。
勝新太郎や佐藤充(独立愚連隊・シリーズ=Prime Videoに有り)など、
当時のスターが脇を固めている大作映画で、建築資材などを運ぶ剛力役の彼らが、
この作品を引っ張っている印象。
「 ある兵士の賭け 」は、ある米兵の日本国内での善意のチャレンジ物かナ?
裕次郎は戦場カメラマンで、その兵士の戦場での悪行を目にした(でも実は・・・)
~という役回り。
割と、良い感じの軽妙なオープニングで始まるので、この感じで全編進んでくれたら
良かった。撮影中にトラブルも有った様です。
「 甦える大地 」は、どちらかと言うと、社会派映画っぽい作りでしょうか。
娯楽映画とは少し違う方向性に感じます。
1971年作=時代でしょうか?
小さいTV画面で見る事が出来る様になった、
石原裕次郎さんのこれら渾身の作品群。
裕次郎さんの映画に懸ける思いと、
ソフト化など許諾した石原プロに感謝
するしかないです。

