Revell 1/72 レイザー・クレスト NO_012

今回は、パタパタ開閉する、逆噴射スラスター部の
製作です。
でも、前回書いた通り可動にはしないで、開いた状態での固定です。
開口部の切り抜き部については、設定画にも見当たら無いし、
スジボリ等のモールドも模型には入って無いので、本編やネットの画像を
見ながら探っています。
シーズン2・チャプター11「 後継者 」の急降下着陸シーン辺りが
探りやすい映像かナ?
このシーンは以前、YouTube上でも見られましたが、今はどうでしょうか?
下地のライン引きは、前回書いた通りにハイトゲージやニードルを
使って、前側と後側、そして左右のエンジン部の幅を同じ数値に
追い込みます。
(趣味の作例なので、この辺はそこそこの追い込みでOKでしょう)。
注意点として、後々表面のモールドを新造する8枚の複製パーツに再現する
段取りなので、切り抜き前に各部の表面のモールドの画像を押さえて置くなり、
数値をメモって置くなりして、再現し易い資料を押さえておきましょう。
自分は、他に未組み立て品も有るので、見ながら再現する予定です。
切り抜き作業は、モーターツールや超音波カッターで開口しても
良いでしょうが、今回は古式ゆかしい方法で開口しています。
エアコンを利かせている狭い部屋。
削りカスが飛んで行ったり、プラが溶解する匂いが充満するのも
敬遠したかったので(気分の問題です)。
そして、1mmのピンバイスと、薄いノコ、
普通のカッターを使って切り抜きます。
下の画像の断面を見てお判りの通り、肉厚が有りますが、
柔らかめのプラなので、苦にはなりませんでした。
下側は、もっと楽。
同じく、1mmのピンバイスで1列の穴を開けてから、ニッパーで
もぎ取っています。
そして、仕上げです。
丁寧に(普通の)カッターや平刃でラフに仕上げてから、
(普通の)金属ヤスリでケガキ線まで追い込んで行きます。
この段階では、そこそこの追い込みでOKです。
次は、切り取った部分の開口部のメカ面の製作。
ここの内部のディテールのハッキリとした資料は、マンダロリアンの
メイキング映像で、モニターに映っているCG(CAD?)ソフトのアップ画像
ぐらいしか無い感じ。
映像は、YouTubeの「 Industrial Light & Magic 」内の動画。
「 Inside ILM: Creating the Razor Crest 」の回で見る事が出来ます。
~なので、このディテールを再現いたします。
そこそこ追い込んだ開口部の穴の一つ(一番精度が良い穴)にエポキシパテを
盛り込みますが、その前に開口部にズレが生じない様に上下の
パーツをガッチリと固定します。
そして、エポキシパテを開口部内に留める程度に盛り込みます。
使用したのは、自分が愛用しているセメダイン社の木工用タイプ。
プラモなどへのパーツへの盛り付け用では無くて、エポキシパテで単独パーツを
削り出して作る時によく使います(頭部や手首とか)。
ただし、注意。
このパテは、おなじみのロール状の主剤と硬化剤=2種材の混合品。
古くなるほどに(保存が)外側と内側の境目に結晶が出て、不要な固形物が
混ざってしまいます。
なので、自分はこの境目になる部分を除去して、外側と内側の材料が同じ分量に
なるぐらいにまとめ直してから使用しています。
そして、開口部への盛り付け。
ここには剥がしやすい様に軽く水を塗り付けています。
未使用ですが、シリコーン・バリアーなどの離型剤を使っても
良いかもしれません。
そして、パテの台紙の説明文に書かれている通りに、
表面も水を使ってなだらかにしておくと、後作業も少しは楽になります。
また、剥がすタイミングも注意。
完全硬化する前の、まだ柔らかさが残っている状態の時に剥がす事。
~でないと、大変面倒な事態になりますヨ~
剥がした状態の物。
不要部や厚みなど、カットしたり削り込んだりして、ある程度仕上げたら、
このパーツをゲージとして、4か所の開口部の穴の大きさが同じになる様に
再調整します。
さらに同時進行で、このエポパテ・パーツの方も4か所の開口部に組み合う様に
形状を揃えます。
注意点として、開口部の方が正面から見ると、外広がりの扇状の穴になっている
はずなので、エポパテ・パーツの方は組み合わせ易い様に扇状の逆テーパー部に
なる部分はカットします。
そのカットした分は、組み合わせ後にスキ間として残るので、後々パテ埋めが
必要となります。
開口部を再調整した模型のパーツと形状を調整したエポパテ・パーツ。
メカ面となります。
このメカ面。
資料を見ると、エンジン表面から割と浅い凹面です。
1/72サイズでは0.5mmぐらいかナ?
イマイチ凸凹感が乏しいので、もう少し深くしています。
まあ、1mm以内で十分だと思います。
この辺は、個々人の好みですネ。
では、YouTubeの動画から得た資料からメカ面を再現しましょう。
上の画像の様に、ケガキ線を入れる作業は、
本当は、V字ブロックに当てて、垂直に立てるのがベストです。
また、メカ面自体も垂直に削り馴らしておきます。
ヘタしたら、湾曲にケガく事になってしまいますからね。
ハイトゲージでのケガキは、薄い線でケガく事がポイント。
先端部と当てる素体との感触に注意~です。
幸い、単純な階段状の凸凹ディテールのみなので、自分なりに見つけた
横ラインの数値をハイトゲージを使って段々にケガきます。
各穴の横幅の方は、ニードルなどを使って、幅を合わせています。
凸凹化の作業は、1mm~4mmの平刃がメイン。
2か所の中央の細長い凹部にはもう少し幅広の平刃やニードルも使っています。
個々人の使い慣れたやり方・工具で構いませんが、
ケガキ線をガイドにして、丁寧に凸凹の穴、エッジを揃える事がポイントです。
いきなり、仕上げ途中の画像です。
凸部にはプラ材も使っています。
ディテールは、パタパタ部1枚の下側を単純に3等分して、
細長い中央可動部の凹部と左右のスラスターの段々部メカを彫り込んだ物。
自分は、2枚分の2セットを作っているのでこんな感じ―。
面倒なお方は1セット作って、複製する手も有りますネ。
パタパタ部の方は、1mmのプラバンからの作り込み。
表面は、初めに書いた通りに、後に型取り複製品に8枚バラバラの
ディテールをそれぞれ再現するのでディテールは無し。
裏側の網目状のディテールは、先に枠を決めてから0.5mm前後の
凸部横ラインを内側に7本残して、その枠の端から端まで1.5mm彫刻刀で
凹に彫り込み。
そして、縦ラインの凸部を、同じ様に内側に6本分の0.5mmの
凹ミゾのスジを入れてから、そのミゾにハメ込む感じに0.5mmのプラバンの
細切りを埋め込み接着(高さは後調整)して再現しています。
そして、各四角穴もチマチマ仕上げます。
~でないと、見栄えが良くなりませんから―。
でも、この本数で正しいのかどうかは不明???
また、もしかしたらこの作業はエッチング・パーツなんかで代用品が
あるかもしれません。
他のディテールに関しては、ボケた画像しか見つからないので、
適当にデッチ上げたディテールです。
この2つを組み合わせると。
油圧シリンダー?は少し細いかナ(0.5mm)。
そして、メカ面をエンジン部に組込み―
パタパタ部を付けると―
―で、今回のパーツを仕上げてから複製しないとエンジン部が完成しません。
作業環境が悪いので、この作業もしばらく後になりそう・・・
他にも、手を付けない予定だった部分に手を付け始めたりしているので、
なんだか、段々と作業の終わりが遠のいてゆく感じです。
でもまあ、AMT版の方の発売が遅れているのが気休めでしょうか?
気長にお付き合いお願い致します(苦笑)
< 更新情報 2022/08/28 >
加筆・修正いたしました。

















