Revell 1/72 レイザー・クレスト NO_08

ネット上では、年内に発売予定のAMT版のレイザー・クレストの
パッケージが見られるようになってきました。
発売は先に伸びている様です。
出来の方は、先行のRevell版に負けないぐらい出来が良い感じ。
待てば待つほど、期待が高まります!
でも今回も、米国内版権オンリー商品みたい・・・
我々はRevell社の時同様、代理店も無い立場なんでしょうね。
さて前回、修正する~話をした、太い横板部分から始めます。
下のくノ字のディテール部分が有るので、このぐらいしか
下に移動できませんでした。

ほんの少しだけですね。
天井の梁部分は―

上下逆にすると―

一番手前の部分なので、やらないよりは、やっておいた方が良い
部分でしょう。
天井のディテールも、本編画像など探ると、カーボン冷却された連中を
吊り下げ固定しているグリップ部の移動レールの彫り込みが深いとか、
もう少し判明いたします。
この辺りは、徹底改造になりかねないので、手を加えないでスルー致します。
ついでに、左右の支柱部ですが、本来はもう少し倉庫内に張り出ていて、
上下の幅も異なっています(上の方が幅広なのかナ?間違っていたら
すみません!)。
キットでは、上の倉庫内部が別パーツ化されているので、その関係の
ディホルメなのかもしれません?
さて、前回触れた様に、倉庫内の作業に少し煮詰まって来ていたので、
気晴らしに目先を変えて、他の部分の作業を進めます
でも、楽な部分でも無いですヨ。

以前、少し画像をUPしたエンジン・ノズル部分です。
このレイザー・クレストのキット改造では、お約束の部分に
なって来たかも?
海外では、穴をくり抜いた、このパーツや下のパーツなど、
別売りの部品が売られています。
さて、元のキット(左)は、ノズルのフチが厚くてヤボッたいです。
劇中はとても薄く表現されているので、できる限り削り込んで
薄い表現にします。
金ヤスリの半丸で、荒出し気分で薄く削り、その後デザイン・カッター
や、平刃を使って内側の凸部を再現しつつ、丁寧・根気の勝負で
画像の状態まで薄くしました。
あんまり薄くするのも考え物なので、画像の0.3mm~0.4mmぐらい
なのかナ?これぐらい。
そして、サイドの長方形の開口部。
キットでは、薄い段しか見当たらないので、ここも全周開口します。
手順はピンバイス~ノコ~ケガキ~デザイン・ナイフなどのアナログ
の手作業になります。
まあ、左右分有るので、根気~根気~の作業ですナ。
この辺りの作業で使ってる工具は、なんの変哲もない下の画像の様な品々です。

ちょっと変なのは、左の下から2番目。
でも、これはデザイン・カッターの刃を上下逆にして形状をいじった物です。
この厚みのスジを入れたい~とか、Pカッターの代わり~とか、少し力を入れて
もぎ取りたい部分が有る~とか、プラより硬質な材料なので、対プラ材用の
万能工具みたいな物。
削りが鈍くなったら、先端を砥石で研ぎます。
今回は、横周りの長方形の開口部に使いました。
ご想像の通り、開口部1つ辺りに1mmの穴を3~4つ開けます
(個数は忘れました)。
その穴と穴の間の繋ぎに残っている、アーチ状の薄い部分をこの工具や
ノコ使いつつ繋げています。
(超音波カッターでもカットできたかも知れません=線状)。
後は、主にデザイン・カッターなど上の画像の工具を使って、
穴を広げる根気作業~仕上げです。
使わなかったけれど、金ヤスリの薄い物も候補に挙げておきます。
ついでに ニードル について―。
多くのモデラーさんが、誰に教わる訳でもなく自然とたどり着く
工具です。
スジボリやプラバンの接着のガイドのケガキ、プラバンの円形版のカット、
リベットの等間隔のガイド打ちなどなど、針をそのまま使う~などを含めて、
多くの利用方法が有ります。
でも、本来は製図用なので、使っている内に本体にネジレが出てきて
精度が悪くなるので、定期的に買い替える事が必要です。
長さなど種類が有るので、用途毎に何種類か有っても良いと思います。
そして、内部側です。
ここは本来、薄いリブ部がもう少し内部側に張り出ている
ように見えます(肉厚分足りないのかナ?)。
或いは、下のリブ部の角度が異なっているのかもしれません。
発売が待たれているAMT版が良い感じの凸凹感を持っているので、
この辺りの作業は、もう少し資料など検討した後に手を加える予定です。
―で、次の段(パーツ)の部分。
下の画像の通り、1.5mmと1mmの穴を開口部に開けます。

上は,1.5mmと1mmの穴。
下は、ニードルを使って、開口部=外側の円形のガイドをケガいておいてから、
1.5mmの穴X3の穴を開けてから、途中の残っている部分をニッパーで除去して、
繋げます。
お後は、上は1mm~2mmの平刃で押してくり貫いたり、デザイン・カッターで
丁寧に余分な部分をカットしながら仕上げます。
下も同じような感じ。
根気と丁寧な作業の積み重ねです。

もう少し仕上げをしたら完成。
中央部のノズル穴の円周に丸いパーツが配列されていますが、
この辺りは本編を見ないと、エンジンの光源になるのか?詳しくは
分かりません。
判明している部分だけ開口して、開口したくてもできない部分は
そのままです。
でも、根気と丁寧な作業の結果=2個を合わせると―


本来、飛行前とその前では、ノズルのシボリの前後長が異なるのですが、
今回の作例は着陸時ですが、着陸状態からエンジンをかけた、
飛行前の状態の設定にして、この辺りの前後長の調整は行わないです。
そして、上のノズル部を挟み込む形になるエンジン本体部側。
この開口部も薄く表現してやります。
左がキットのままの厚みです。
分かりずらいですね。

奥側がキットのままの開口部。
手前が薄くした方―。
画像では分かりませんが、段が付いている部分にもスジボリ状の凹部を
入れています。
作業も上のパーツと似た様な手順です。

ここまで、開口して、フチを薄くした部分を合わせると。
奥がキットのノーマル。


左がキットの素の物、右が開口したりフチを薄くした物。
ここまでのパーツを合わせると、苦労した甲斐が有るのが
お判りいただけると思います。
ついでに、3Dでモデリングする場合ですが―。
この様なパーツは割と初心者でも簡単に作れる部分です。
3Dモデリングで、穴を開口させて、予め変形を考慮したフチ部を薄くした
物を作って~出力した方が、ここまでの苦労はないのかもしれません。
でも、砲身部の時同様に、モデラーとしては本末転倒に感じるので、
手作業で作業を進めました。


